世界の自然葬の種類と意義

現在、日本で行われている自然葬は、散骨と樹木葬など限られていますが、土葬や水葬、鳥葬など世界には様々の自然葬があります。土葬は、日本でも昭和23年の墓地、埋葬等に関する法律の施行以降行われていませんが、99%以上の火葬率を誇る日本でも2011年の東日本大震災の際には多くの火葬場が被害を受け、膨大な身元不明者の死体の保存や火葬が不可能となった為、一部の死体が土葬で弔われています。土葬は、イスラム教徒やキリスト教徒のほとんどが望む自然葬であり、現在でもヨーロッパやアメリカ、中近東では主流の葬送方法とされています。キリスト教徒の火葬については、ローマ・カトリック教会やイギリス国教会、フランス・カトリック教会などが正式な見解として教義に反しないとして容認しているが、最後の審判に際し死者の復活の教義を信じている信者が多く、エンバーミングを施し埋葬する信者が大半です。

エンバーミングは、死体の腐敗や変化を薬液の注入により遅延させ、損傷部位を修復し外観や衛生を保つ為の技術であり、マイケル・ジャクソンやテレサ・テンなどにも施されていますが、アルフレッド・サラフィアが施術したロザリア・ロンバルドが世界で最も美しいとされています。鳥葬は、チベット仏教やゾロアスター教の信者の間で行われており、沈黙の塔など専用の葬送施設がある地域もありますが、多くは死体を裁断し荒地にある鳥葬台に放置される形で行われています。風葬は、沖縄地方や奄美地方で昭和40年代初期まで行われていた記録が残っており、現在もボルネオ島やバリ島、スラウェシ島などの一部の部族で行われています。

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