最近の消費者金融は、インターネットを利用してキャッシングの申し込みから契約まで来店せずにお金を借りることができるサービスを提供している会社が多くなっています。従来、消費者金融でお金を借りるためには来店が必須で、営業時間内にお店に行かないと申し込みや契約を交わせないので、仕事をしている人などは仕事の合間に来店したり、平日有給休暇を取得して申し込みをしたなどの経験を持つ人も多いのではないでしょうか。ネットで契約まで完結できるのは大手の消費者金融、中小の中でも小さな会社などの場合はネットでの申し込みができても、審査は来店しないとできない対面与信をモットーにしているところも少なくありません。対面与信と聞くと面談をして審査を受けるイメージになるかと思われますが、収入証明書などの審査に必要な書類だけでなく、お金を借りる側と話をして与信調査を行うのが特徴です。
お金を借りる理由や現在の仕事内容など、窓口担当者は様々な角度から利用するお客さんの信用を確認して、お金を貸してたとき利息を含めて毎月しっかり返済してくれるのか否か、このような調査を審査の中で行います。このような対面与信は、大手の消費者金融では規模が大きすぎるなどの理由で、個人信用情報と申し込み書の内容を中心に審査・判断を行い融資の可否を決めています。それぞれの会社の考え方にもよりますが、小規模の消費者金融は対面与信で信頼できると判断できる相手にだけ融資するなどの昔ながらのやり方が現存しているわけです。
