ファクタリングとは債権者である企業が保有している売掛金を売却することで、本来の売掛金の入金日よりも早く代金を受け取ることができます。金融サービスのひとつですが、大きな特徴は融資ではなく売掛金の売買や譲渡をすることにあります。そのため信用情報に影響はなく売掛金を保有している状況であれば、例えば企業が赤字や税金の滞納があったとしても利用することが可能です。他にも代金を受け取るまでの期日がとても早く、即日から遅くても3日ほどで入金されます。
すぐに資金調達をしたい企業にとって、ファクタリングとはメリットの大きな方法といえます。実際にファクタリングを行う場合には、買取型と保証型のタイプがあるので必要なタイプを選びます。買取型とは売掛金を売却して資金化する資金調達方法で、担保や保証人の必要はありません。当社と売却先の2社間で取引を行うケースと、売掛先も加えた3社間で取引するケースがあります。
2社間でなら売掛先に承諾を得る必要がないので、相手先に自社の資金繰りについてマイナスのイメージを与えない安心感が持てます。更に時間をかけずに進められるので、スピーディーな資金調達ができます。保証型の場合は万が一売掛先の倒産などにより売掛金を回収できなくなった場合に、保証会社から保証金が支払われる仕組みです。審査の対象は自社ではなく売掛先の信用度によって決まるので、相手先の信用が高いほど審査に通りやすくなります。
どちらの方法でも、ファクタリングなら資金繰りの解決に役立ちます。
